求職中のあなたにアドバイス!経験者から聞いてみた
2023/06/13

転職活動をされている方や求職中の方のなかには、これまでに転職をした経験がない方も多いことでしょう。転職活動では経験の有無が結果を左右するといっても過言ではなく、未経験の方ほど不利な立場に陥りやすい傾向があります。
未経験の方が転職活動を有利に進めるためには、転職経験者の声に耳をかたむけるのがおすすめです。転職を成功させた人は、転職活動において注意や工夫をしていることもよくあります。ここでは転職に成功した人を対象にした様々なアンケート調査をもとに、転職を成功させるポイントやアドバイスをご紹介します。
とにかく行動してみる
転職ではとにかく行動してみることが非常に重要です。転職しようかなと思っている段階で行動を起こすことができれば、自身にとってのベストな選択へつながります。まずは求人情報を眺めて、気になった企業があれば深く調べてみるとよいでしょう。気になった企業について詳細な事業内容や社員の声などを見つけられれば、その企業と自分の相性などについても判断しやすくなります。
また、転職活動では情報収集と並行して自己分析をすることも大切です。自己分析とは自分自身の強みや弱み、やりたいことや大切にしたいことを振り返ることです。自己分析をすることで自分がやりたいことや大切にしたいことが見つかれば、それを叶えられる企業を探そうというモチベーションが高まります。
以上のように、転職活動においては行動を起こすことと自己分析を両立することが大切です。自分のやりたいことや大切にしたいことを考えるだけでは、転職先が見つからないまま時間だけが過ぎてしまいます。同様にただやみくもに情報収集などの行動を起こしているだけでは、自身の理想に合った企業を見つけることは困難となってしまうでしょう。
転職活動における具体的な行動や自己分析については、さまざまな角度から検討してみることも大切です。例えば理想的な企業が見つからない場合、それまでとは異なる行動を起こしたり、異なる観点から自分の理想を精査したりすることで、それまでは気づかなかった答えが見えてくるかもしれません。
より多くの企業情報を収集する
転職活動においてはより多くの企業情報を収集することも重要です。自分自身のスキルや特性と企業の相性を見極めるためには、企業自体の情報だけでなく、業界全体の情報も知っておく必要があります。
例えばIT業界に転職を考えている場合、自分が持っているスキルがどのような開発言語やツールにマッチするのかだけ把握していても十分とはいえません。業界のトレンドや注目されている分野、企業の事業内容やビジョン、人材育成制度、社風などを知っておくことが大切です。これらの情報を収集することで、自分にとって適切な企業を見つけられるでしょう。
ただし、情報収集は非常に大変な作業であり、一人で行うことができない場合もあります。そのような場合には、エージェントやコンサルなどに相談するのがおすすめです。エージェントやコンサルは特定の業界や企業に関する幅広い情報を持っており、個人での収集が難しい情報を提供してくれることもあります。
また、応募先候補を絞ったら、その企業について自分なりに研究してみることも大切です。企業のウェブサイトや社員ブログ、SNSなどをチェックすると、企業の文化や社風、社員の声などを知ることができます。さらに、会社説明会やセミナーなどに参加すると、企業の実際の雰囲気を体感できて理解が深まります。
志望企業と自分とのリンクを作る
転職活動では「志望企業と自分とのリンクを作ること」も非常に重要です。転職を考える際には、まず自分自身がなぜ転職を考えるのか、どのような職種や業界で働きたいのか、今の仕事にどのような不満を感じているのかなどを明確にすることが大切です。そのうえで、「なぜ転職したいのか」と、「なぜその会社を志望するのか」をしっかりとリンク(連結)させるのです。
転職活動を進めるうえでは、その業界を選んだ理由はもちろん、今の会社ではなく志望先の会社に転職したい理由を掘り下げてよく考え、まとめておくようにしましょう。
志望企業と自分とのリンクができ、転職理由や志望動機が自分のなかで明確になっていれば、異業種への応募といった大幅なキャリアチェンジも可能です。自分のスキルや特性、その企業を選んだ理由などを明確にし、応募先とのリンクを作ることで、新たなキャリアを円滑にスタートできるのです。
ただし、志望企業とのリンクを作ることは容易ではありません。このリンクを作るためには情報収集はもちろんのこと、自己分析やキャリアプランの構築など、応募者自身がさまざまな取り組みを試みることが大切です。
転職活動において理想的な成果を得ることは容易ではありません。とりわけ初めて転職活動をする方にとって、自身の理想に合致した転職先を見つけることは非常に難しいといえるでしょう。
一方で上述したような第三者の声に耳をかたむければ、このような困難を解消できることもあります。自身がとるべき行動や検討すべきことについて迷いが生じたら、転職経験者に助言を仰ぐのがおすすめです。
企業の情報収集では、採用情報も集める必要があります。建築業界への転職を検討している方は、採用ページもチェックしましょう。
