住宅営業/数々のハードルをクリアしお客様に最適なご提案を
2023/06/13
お客様のご要望に沿った住まいを実現させるためには、高い技術力はもちろんのこと、お客様との信頼を築くことも重要です。工務店において、その仕事を担うのが住宅営業です。新しい顧客を見つけるために、新聞、チラシ、雑誌、インターネット広告、SNSなどを活用して宣伝したり、オンライン相談会や動画を使った勉強会などを行ったりします。
また、お客様の要望をヒアリングして、提案図面と見積もりを提示し、お客様がその提案にご納得いただけたら、契約の取り交わしを行います。宅地建物取引士が必要であり、重要事項説明の交付と口頭での説明も住宅営業の仕事です。
そして、住まいの鍵、設備の説明書や重要書類などを手渡します。引き渡し当日は、お客様と現場監督で建物をチェックし、不具合が見つかった場合は、修繕のスケジュール調整を行います。
住宅営業 インタビュー
日沼工務店の住宅営業の仕事内容と求められる素質、日沼工務店で住宅営業として働く魅力について、日沼工務店で住宅営業を担当されている高橋さんへインタビューを行いました。
高橋さんプロフィール
学生時代に岩手県盛岡市に居住。もともと住宅業界に興味があり、近くにあった日沼工務店盛岡営業所の和気あいあいとした雰囲気から、「こんな環境で働きたい」と入社を決めたそうです。「人と関わるのが好き」で、お客様の要望ヒアリングから引き渡しまで、全てをサポートする営業職にやりがいを感じています。現在、宅地建物取引士の資格を取るために勉強中です。
質問者:まずは、日沼工務店での仕事内容をお聞かせください。
高橋さん:ホームページや広告を見て興味を持たれた方の対応をします。弊社にはモデルハウスがございますので、ご希望の方にはモデルハウスの案内をします。契約をする前の提案図面と見積もりの提示、契約締結の手続き、完成した家の引き渡しまでが主な仕事です。
質問者:住宅営業を選ばれた理由は何ですか。
高橋さん:もともと住宅業界に興味があり、人と関わることが好きでしたから、住宅営業を選びました。
質問者:お客様への対応で、特に心がけていることはありますか。
高橋さん:お客様により正確な提案図面と見積もり金額を提示するためには、お客様のご要望を一つひとつクリアしなくてはいけません。お客様の中には、イメージはあっても言葉でうまく表現できない方も多くいらっしゃいます。商談の際は、お客様のお話を親身に聞くだけでなく、お客様の気持ちを汲み取り、質問を変えたりしてご要望を引き出すことを心がけています。
質問者:住宅営業をする際に、持っていた方がよい資格はありますか。
高橋さん:住宅営業でキャリアアップを目指すのであれば、宅地建物取引士の資格を取得しておくのが望ましいです。
質問者:反対に、宅地建物取引士がなくても、住宅営業の仕事にチャレンジすることは可能ですか。
高橋さん:はい。弊社は資格のない人でも応募でき、採用された場合には、仕事をしながら学ぶことも可能です。宅地建物取引士は独学でも取得できる資格ですが、スクールや通信講座で学ぶ場合は、会社からの補助もあります。私も取得に向けて勉強中です。
質問者:住宅営業で、具体的なノルマはありますか。
高橋さん:営業所ごとに数値目標がありますが、弊社では個人個人が目標を立てて、その目標に向かって頑張っています。
質問者:住宅営業は土日にお客さまの対応することが多いかと思いますが、休みはどのようになっていますか。
高橋さん:住宅営業というと休みが取れないイメージがあるかもしれませんが、弊社の住宅営業は基本的に火曜日水曜日が休みで、年末年始、有給がありますから、休みはしっかりと取れます。
質問者:近年、仕事とプライベートの両立が重要視されていますが、ワークライフバランスも取りやすいですか。
高橋さん:他の社員と調整して休日と有給を合わせて3連休や4連休にすることができ、旅行もしやすいです。自然豊かな地域ですから、ワークライフバランスは取りやすいと思います。私も休日を利用して趣味の釣りやフットサルを楽しんでいます。
質問者:社内の雰囲気はいかがでしょうか。
高橋さん:年齢が違うと考え方が異なり、意見が言いづらいこともありますが、最近は若い社員も増えて意見を交わしやすくなりました。幅広い世代がいるからこそ、いろんな意見が出て議論が活発になり、社内の雰囲気も和気あいあいとしています。風通しのよい会社ですから、悩みや分からないことは気軽に話せる環境が整っています。
質問者:仕事をしてみて、住宅営業はどんな人に向いていると思われますか。
高橋さん:やはり、人と接する職業ですから、コミュニケーション能力の高い人が向いています。相手の気持ちを理解することはもちろんのこと、建築技術などは知識がないと分かりづらいので、分かりやすい説明ができる人がよいです。また、お客さまのご要望に応えられるように、提案力も必要です。
住宅営業の主な仕事内容は、集客、商談、契約締結、引き渡しで、コミュニケーション能力に長けた人に適した職業です。住宅営業に就くには、宅地建物取引士の資格があるとよいですが、日沼工務店であれば資格がなくても応募できます。仕事をしながら宅地建物取引士の資格を取得し、キャリアアップも可能です。和気あいあいとした雰囲気、学費の補助もありますので、これから住宅営業にチャレンジしたい方は、日沼工務店の求人に応募してみることをおすすめします。